金時山 山行記(乙女口〜金時登山口バス停)
はじまり
ちょっと長くなります。
本当はですね、前日の5/4は友人たちと仏果山登山を計画していたんですよ。
でも降水確率70%だと言うから、「こりゃもう雨だね、仕方ないし中止だね~」とした訳ですよ。
ところがどっこい、当日の天気はどうですか?快晴。
ハァァーーーこんなんキレますわーーーーーー
ということでですね、翌日も快晴予報だと言うことでヤケクソで畦ヶ丸辺りでも行ってやろうと思ったんですよ。
でもまだ5本の指も登っていない初心者だし、単独行だし、西丹沢自然教室の人に怒られちゃうかな、と思ったわけです。
そこでチキった私は「とりあえず金時山いっとくかー」ということで金時山に行くことにしました。
コースタイム
休憩時間を除く、純粋に歩いている時間のコースタイムです。
Start | Goal | 参考Time | 実Time |
---|---|---|---|
乙女口 | 乙女峠 | 0:50 | 0:45 |
乙女峠 | 長尾山頂 | 0:20 | 0:20 |
長尾山頂 | 金時山頂 | 0:40 | 0:35 |
金時山頂 | 矢倉沢峠 | 0:30 | 0:30 |
うぐいす小屋 | 金時登山口バス停 | 0:30 | 0:15 |
計 2:25 (参考コースタイム 2:50)
ルートおおざっぱ
出発
小田急線箱根湯本駅からバスで30分ほどで乙女口バス停に到着します。
しかしGWで登山客も結構乗車していましたが、乙女口で降りたのは私だけでした。
他の人は乙女峠で降りたのかな・・・?
乙女口バス停からほんの少し御殿場寄りに歩いたところに石仏があります。
これが登山口の目印ですね。今日もいっちょ登りますかー!
乙女口~乙女峠
ここからは乙女峠に向かってひたすら登りなんですが、何も面白く無いです。
石がゴロゴロしていて危ないし、結構急斜面だし、景色は殺風景だし、ハエが大量発生しているし・・・
ここは精神修行ゾーンです。乙女とは何なのか。これがかの有名な乙女ロードとでも言うのですか。
唯一、木の根っ子で出来た天然の階段ゾーンは新鮮でそこそこ面白かったです。
精神と体力をすり減らしつつ、到着した乙女峠からはちょこんとだけ富士山が見えます。
でも休憩所からの景色が綺麗です!
乙女峠~長尾山頂
私「長尾山頂まで20分とか楽勝なヤツじゃないですかーw」
鬼のような階段と傾斜「よろしくニキーwwwww」
私「」
乙女峠までのルートの続き、みたいな感じでした。
長尾山頂は、空が青々としていて綺麗でした。
(UFO写ってる)
長尾山頂~金時山頂
ここからはかなり傾斜が厳しい場所も出てくるのですが、ここまでよりアスレチック感覚で楽しむ事ができました。
素で御岳山の天狗岩みたいな場所があります。ちょっとスリリングです。
長尾山頂から少し歩いた場所から金時山をパチリ。
この、丸で囲った場所が今日の目的地です。道のりは険しそうです・・・!
でもちょくちょく展望が開けてきてですね、こんな道模様になりますよ!いいですね~
そしてここから右を向くと・・・ヒュゥゥ~~~芦ノ湖↑↑↑
ここまで来れば、山頂はまもなくですよ~
金時山頂
はい、というわけで金時山頂です。
登りは参考コースタイム-10分。登り苦手を自覚していますが、いい感じではないでしょうか。
いい眺めじゃのう~
パーフェクト・フジ!
富士山って、麓のやたらと広い高原も魅力だと思いませんか?
芦ノ湖方面も完璧!
ちなみにこの日はGWの最中だけあって、ものすごい混雑具合でした。
山頂碑の前は記念撮影をしようと行列ができており、2軒の名物売店は言うに及ばず。
山頂に100人位は居たと思いますよ。
ということで、撮るもの撮ったらすぐに出発しました。
金時山頂~矢倉沢峠
登りは苦手ッスけど、下山はプロ級ッスよ!略してプロ下!
と、意気勇んで出発したものの・・・なんと下山路が渋滞。
これにはプロ下も降参。今回は参考タイムッスね・・・!
途中、金時神社方面と金時登山口方面の分岐があるッスが、ここは金時登山口を選択したッス。
何故かと言うと、金時神社方面は展望が面白く無いという前評判を聞いたのと、金時神社方面の方が混雑していたからッス!
そしてこの選択は大正解!素晴らしい展望だらけの下山路だったッスよ~~!
特にここの景観が素晴らしかったッス!
余りの素晴らしさに、見とれてズッコケてスネ擦りむいたくらいッス。
登山で初めてケガをしたのでちょっと凹んでるッス。
こんな感じの道もあるッスよー!道フェチにはたまらないんじゃないかと思うッス!
ところで、奥に見える細道気にならないッスか?
これは明神ヶ岳に繋がる細道ッス!
下山中、この道が気になって気になって仕方がなかったッス!
次来るときはこのルートを通って明神ヶ岳を踏破してやるッスよーー!
矢倉沢峠
景観を堪能している内に、気がつけば矢倉沢峠到着ッス!
後ろを振り返ってみると、どれだけ下ってきたかが実感できるッスね~
奥の緑の濃い山が(多分)金時山ッスね。
そしてここ、矢倉沢峠には不定休で営業しているうぐいす茶屋があるッス。
今日はGWで掻き入れ時だったのか、元気に営業していたッス!
せっかくなのでサイダーを一本注文した所、サービスで味噌田楽までオマケしてくれたッス!
味噌サイダーで一息ついていた所、ホケキョーと、うぐいすの鳴き声が聴こえたっす。
なるほど、これがうぐいす茶屋の由来だったッスね!本当にうぐいすの鳴き声が聞こえる茶屋はなかなかないと思うッス!
二手に別れた道の行き先も教えてくれたし、茶屋のおかんとおとんには感謝の気持ちしかないッス!
矢倉沢峠~金時登山口バス停
一息ついた所でラストスパートッス!
正直、ここから先は特に面白いものはないッス。
強いて挙げるなら、セレブの象徴の高級別荘が並んでいて嫉妬に身を焦がしたくらいッス。
そして無事バス停へゴールイン!金時山制覇ッス!
下りは15分短縮ッスね。渋滞があったことを考えれば上出来ッス!
金時登山口バス停から(多分)金時山をパチリ。真ん中奥の山のテッペンから降りてきたッスね~
そしてゴール地点の目の前には蔵一という、やたらラーメンにこだわりがあることをアピールしているラーメン屋があるッス。
当然、ご褒美に食べるッス!混雑もなくてすぐ入店出来たッスよ~。
ついさっき味噌サイダーを食べたばかりなので、あっさり目に喜多方しょうゆラーメンを頂くッスよ~
そして、その判断が間違いだったことにすぐ気付かされたッス・・・!
あっさりとしながらもしっかりとした味のスープ、大正義中太ちぢれ麺に、あまくて優しい味のメンマ、健康的なチャーシュー・・・
もっとガッツけば良かったッス!大盛りを注文しなかったのは、判断ミスッスよ・・・!
登山帰りの身を優しく浸透する喜多方しょうゆラーメン・・・オススメッス!
統括
個人的反省
- そろそろ脱普段着したい
- バンダナ欲しい
- 展望に見とれてズッコケないように